2020年2月12日現在

情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、キャッシュレス決済関連サービスやICカード関連、プレミアム商品券が好調に推移し、前年を上回りました。また、個人情報保護法改正に伴う顔情報秘匿化の需要増加を見込み、顔畫像の非識別化サービスを提供する企業と販売代理店契約を結びました。本サービスを拡販するとともに、獨自サービスの開発に取り組んでまいります。

ビジネスフォーム関連では、ビジネスフォームは改元や稅率引き上げを見據えた一時的な需要増などがありましたが、製品仕様の簡素化による単価下落や電子化に伴う數量減などの影響があり、前年並みとなりました。データ?プリント?サービスは、金融機関などを中心に事務通知物やダイレクトメールの受託が堅調に推移しました。

コンテンツ?マーケティング関連では、出版印刷は前年を下回りましたが、SP関連ツールは好調に推移しました。商業印刷は昨年度の米國総合ファイナンス印刷會社の一部事業を買収した効果により大幅に増加し、全體では前年を上回りました。また、小売店や観光地、博物館向けに、スマートフォンで撮影するだけで瞬時に詳細情報を表示する畫像認識表示サービスの提供を開始するなど、人手不足解消、接客品質向上を支援する、デジタル技術を活用したサービスに注力しました。地方創生?観光立國の取り組みとしては、デジタル技術を活用した文化財のアーカイブ化、高品位複製やVRコンテンツ制作など、技術開発を推進しました。拡大を続ける電子書籍市場において、株式會社BookLiveは、ブランド認知率の向上のため新たなテレビCMを放映するなど広告宣伝を実施するとともに、イラスト?マンガ學習動畫サービスを提供する企業を子會社化するなど、さらなる事業の拡大に注力しました。

BPO関連では、企業等の業務のアウトソーシング需要が高まるなか、コールセンター業務が増加し、前年を上回りました。

以上の結果、情報コミュニケーション事業分野の売上高は前年同四半期に比べ4.2%増の6,528億円、営業利益は25.0%増の270億円となりました。

生活?産業事業分野

パッケージ関連では、軟包裝材は、醫療醫薬、トイレタリー向けを中心に前年を上回り、海外も好調に推移しましたが、紙器は減収となりました。また、プラスチックごみ問題が注目され環境配慮型包材の需要がますます高まるなか、利便性向上とプラスチックの省資源化に対応した、レンジで調理後そのまま食べられる新型パウチを開発しました。バリアフィルムは、「GL BARRIER」を用いたボイル殺菌?ホット充填が可能な、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)基材のモノマテリアル化に対応した高機能包材を開発し、ラインナップの拡充を図りました。

建裝材関連は、主力の化粧シートの増や非住宅向け商品の伸長により、國內は前年を上回りましたが、海外は歐米における市況の低迷、米中貿易摩擦による中國市況の悪化を受け減少しました。また、海外の大手建裝材印刷メーカーを買収し、更なる地産地消體制の強化を行いました。今後も、グローバルにおける建裝材事業拡大を推進してまいります。

以上の結果、生活?産業事業分野の売上高は前年同四半期に比べ1.4%減の3,087億円、営業利益は34.4%増の192億円となりました。

エレクトロニクス事業分野

半導體関連では、半導體の市況が悪化する中、フォトマスクは前年を下回りました。一方、高密度半導體パッケージ基板のFC-BGA基板は、高付加価値品の需要を取り込み、好調に推移しました。また、IoTの本格普及に向けて省電力性と広域性に優れる通信方式が注目される中、低消費電力で分散アクセスや雙方向通信などが可能な通信規格「ZETA」の通信モジュールの量産を開始しました。

ディスプレイ関連では、カラーフィルタは、スマートフォン向けを中心に需要が低迷し、減収となりましたが、反射防止フィルムは、増加する有機ELディスプレイ向けの取り込みに注力し、順調に推移しました。TFT液晶パネルは、構造改革により収益力の改善に努めたものの、中國向けを中心に減少しました。

以上の結果、エレクトロニクス事業分野の売上高は前年同四半期に比べ12.5%減の1,309億円、営業利益は28.4%減の79億円となりました。

事業セグメント別の業績概況