國內での事業の高付加価値化とともに、
海外における事業拡大を推進し、
企業価値の向上を目指してまいります。

代表取締役社長:麿 秀晴

株主の皆さまにおかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り、厚く御禮申し上げます。

私は、2019年6月27日に開催された當社第173回定時株主総會後の取締役會において承認され、代表取締役社長に就任いたしました。これまでトッパングループは1900年の創業以來、印刷テクノロジーをベースとした製品やサービスを提供することで、お客さまの信頼や社會課題に応えてまいりました。今後も、これまで培われてきた技術やノウハウを時代に合わせて発展させていくことで、社會に貢獻し、持続的な成長を目指してまいります。

さて、このたび、第173期(2018年4月1日から2019年3月31日まで)のトッパングループの決算が終了しましたので、ここにご報告申し上げます。當期は、21世紀の企業像と事業領域を定めた「TOPPAN VISION 21」にもとづき、「健康?ライフサイエンス」、「教育?文化交流」、「都市空間?モビリティ」、「エネルギー?食料資源」を4つの成長領域と定め、グループ連攜を強化し技術?ノウハウを 組み合わせることによりトータルソリューションを実現し、事業拡大に取り組んでまいりました。また、新たな収益モデルを早期確立すべく、既存事業においてはコスト削減や技術開発強化などの競爭優位性の確立を推進し、新規事業においては積極的に経営資源を投入してまいりました。

この結果、當期の売上高 は前年に比べ0.8%増の 1兆4,647億円となりました。また、連結営業利益は12.5%減の457億円、連結経常利益は10.1%減の491億円、親會社株主に帰屬する當期純利益は2.9%減の410億円となりました。

期末配當金に関しては1株當たり20円とし、年間配當金では、1株當たり40円とさせていただきました。

トッパングループはこれまでも、市場の変化をとらえた事業展開に努めてまいりましたが、昨今のデジタル化の加速により、印刷産業を取り巻く経営環境は厳しさを増し、既存のビジネスモデルの変革が求められています。今後は國內での事業の高付加価値化と、海外における事業をより迅速に拡大することで事業構造を変え、企業価値の向上を目指してまいります。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2019年6月